代表取締役会長ご挨拶

「歌舞伎揚本舗」の誇りを胸に

代表取締役会長 齊藤 孝喜

美味しさと、楽しさと、お客さまの笑顔のために
これからも志の高い食文化を創造してまいります。

ご存知のように当社は「天乃屋の歌舞伎揚」をはじめとするせんべい、あられ、おかきなど米菓の専業メーカーです。昭和26年の創業時、当社は甘納豆の製造販売を行なっておりました。戦後の復興時期であった当時はお菓子の種類も現在ほど豊富ではなく、甘くて美味しい甘納豆は人々に楽しみを与える貴重なお菓子でした。しかしその後日本経済の急成長とともにさまざまなお菓子が発売され、人々はそれらを自由に選び楽しむことが出来る時代になりました。そのような中で当社は「揚げ煎餅」と出会い、さくさくとした揚げせんべいを美味しそうにほおばる人々の姿を見て、米菓業界への転換を決意致しました。

しかし、見よう見まねで始めたせんべい作りは失敗の連続で、中々思い描くような美味しいおせんべいは出来ませんでした。お客様に喜んでいただける商品を作りたい一心で研究を重ね、やがてこれが「歌舞伎揚」の開発へとつながりました。
「歌舞伎揚」はおかげさまで多くの方々に「おいしい」とご好評をいただきましたが、当初は一斗缶で出荷し店頭でバラ売りしていたものを、袋入りに変え、やがてお客様のご要望に合わせ、現在のような食べ易い個包装タイプへと変化してまいりました。

小さなお子さまにお菓子をあげると、笑顔を振りまきながらとても嬉しそうに頬張りますね。私は大人の方にもこういうシーンを、いつまでも楽しんで頂くためのお手伝いをしたいと考えています。
仕事の合間に、家事の合間に、あるいは団欒の時間に、お一人でお友達とご家族とご一緒に美味しいお菓子を食べる時間がとても楽しみで、思わず笑顔がこぼれる――そんな美味しく、楽しく、そして安心してお召し上がりいただける商品を提供するために、天乃屋はこれからもお客さまとともに歩んでまいります。

株式会社天乃屋
代表取締役会長 齊藤 孝喜

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